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【開催報告】三宅雪嶺記念資料館シンポジウム 「没後110年 田邉太一 ―幕末期の外交を通して―」

流通経済大学の三宅雪嶺記念資料館が主催するシンポジウム「没後110年 田邉太一 ―幕末期の外交を通して―」が、3月14日(土)に、新松戸キャンパス1号館の201教室で開催され、三宅雪嶺のご子孫を含む73名の方にご参加いただきました。

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当日は、三宅雪嶺記念資料館学芸員のほか、松戸市戸定歴史館の小寺瑛広氏と、外務省外交史料館の世川祐多氏も登壇して、三宅雪嶺の岳父?田邉太一についてそれぞれ講演、最後にパネルディスカッションを行いました。

三宅雪嶺記念資料館学芸員村上瑞木による第一報告「たいちorやすかず ―田邉太一の名前をめぐって―」では、田邉太一の名前の読み方について、「太一」がなぜ「やすかず」と読むのか、江戸時代の名前の慣例からひも解いていきました。また、田邉太一と吉田松陰との関係についても触れました。

村上瑞木学芸員

松戸市戸定歴史館研究員の小寺瑛広氏による第二報告「万博外交談 田邉太一と1867年パリ万国博覧会」では、1867年のパリ万国博覧会に派遣された德川昭武の使節団に随行した田邉太一がパリ万博で何をしていたのか、同じ使節団に参加した澁澤榮一らの日記をもとに明らかにされました。今回は使節団メンバーとの帰国後の関わりについても触れられました。
小寺瑛広氏

外務省外交史料館の世川祐多氏による第三報告「田邉太一に考える語学や実務能力による幕末の人材登用」では、江戸幕府外国方に登用される人物にどのような資質が求められたのか、身分制と能力の観点から田邉太一を例に解き明かされました。特に、江戸時代の身分制度が崩壊したのか、または制度自体に限界があったのか、という点について考察がありました。

世川祐多氏

パネルディスカッションは、三宅雪嶺記念資料館館長?酒入陽子教授を座長に進行。ご来場いただいた方々からも多くのご質問をいただき、盛会のうちに終了しました。


ご来場いただいたみなさま、ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。


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